ハスラー
2005年 02月 08日
「お前は、負け犬だ」
「俺が? 何を言ってやがる。俺ほど技術と才能を持っているヤツはいないぜ」
「分かってないな」
「何を分かってないというんだ」
「勝負は、技術と才能で決まるんじゃない」
「ハ! 技術と才能以外に、何があるっていうんだ。分かってないのは、あんたさ」
「いいかい、ボウヤ。お前はミネソタ・ファッツには絶対勝てない。何故なら、お前にはないものがファッツにはあるからだ」
「俺にはないもの? ああ、確かにファッツは、俺にはないものを持っているな。おいぼれだ、ってものをな」
「よく聞け、ボウヤ。お前になくてミネソタ・ファッツにあるもの、それはな、人間性だ。彼は決して最後まで勝負を諦めない。お前のように、勝負の途中で、負けることに対する理由を考えたりしない。お前は、勝負も終わってないのに、もう、負けた時の理由を探している」
「俺が? 負ける理由を探している?」
「そうだ。お前は、負ける理由をいつでも探しているんだ。だからこそ、お前は負け犬だと言うんだ」
うーむ。なかなか味わい深い会話ですなあ。
この会話、1961年のアメリカ映画「ハスラー(主演:ポール・ニューマン)」の一場面である。(会話の意訳は私がやっているので完璧に正しい翻訳ではありません)
ポール・ニューマン演じる、若き天才ハスラー(ビリヤード・プレイヤー)エディが、年老いたベテラン・ハスラー「ミネソタ・ファッツ」と、賭け試合をするのである。上記の会話は、その立会人である地元のギャングの親分とエディの会話だ。
実は、私は、この映画、はじめて観たのである。ポール・ニューマンは好きな俳優で、出演作品はかなり観ているし、好きな映画も沢山あるのだが(「明日に向かって撃て!」だとか「スティング」だとか「動く標的」だとか「スラップショット」だとかね)、「ハスラー」はタイミングが合わず、いままで観ていなかった(でも、25年後に作られた「ハスラー2」は観ていた^^)。それが、先頃、スカパーで深夜やっていたのである。
で、やっと観ることができましたよ。
いやあ、面白い映画であった。
それ以上に、映画のあちこちに散りばめられたシャレた会話が、楽しかった。
で、上記の会話、これ、ギャンブルや勝負事以外にも、いくらでも応用できそうでな言葉ですな(笑)
「負け犬」も「勝ち犬」も、結局は、ほんのちょっとした違いの差なのである。
そういえば、「負け犬のなんとか」なんていう本も売れているようだが、ここで言う(ハスラーで語られている)「負け犬」とは、言葉の定義とか概念が違うんじゃないのかな? 読んでないからよく分からないけど。
とにかく、負け犬でも勝ち犬でもいいから、自分の人生を自分で作り出そうとしている人は、みんなエライのである、と思う、今日この頃なのであった。
2月14日からはじめるピックアップ・ドリル【お金篇】、とても多くの方に申込んでいただいている。いままでにないペースで、お申し込みを希望される方からのメールが届いている。
言い方は悪いけど、この講座は「勝ち組(犬)」を作るためのもの。言い方は悪いけどね(^^)。
今回、教材を作るにあたって、一番気をつけたのは、「絶対に抽象的で観念的なものにしない」ということである。
つまり、観念的で抽象的な理屈や言い訳を徹底的にはぶき、徹頭徹尾「具体的で実際的」なトレーニングのみをプログラムした、のである。
だから、受講してくださる方に、損はさせない自信があるし、そればかりか、本当に満足していただけるだろう、と思う。それを真面目に毎日実践すれば、必ず、自分の人生の中に、金銭的な豊かさと幸福が訪れるようになるだろう。勝ち組(犬)人生を送れるようになるだろう(^^)。
私は、自信満々なのである(笑)。
「俺が? 何を言ってやがる。俺ほど技術と才能を持っているヤツはいないぜ」
「分かってないな」
「何を分かってないというんだ」
「勝負は、技術と才能で決まるんじゃない」
「ハ! 技術と才能以外に、何があるっていうんだ。分かってないのは、あんたさ」
「いいかい、ボウヤ。お前はミネソタ・ファッツには絶対勝てない。何故なら、お前にはないものがファッツにはあるからだ」
「俺にはないもの? ああ、確かにファッツは、俺にはないものを持っているな。おいぼれだ、ってものをな」
「よく聞け、ボウヤ。お前になくてミネソタ・ファッツにあるもの、それはな、人間性だ。彼は決して最後まで勝負を諦めない。お前のように、勝負の途中で、負けることに対する理由を考えたりしない。お前は、勝負も終わってないのに、もう、負けた時の理由を探している」
「俺が? 負ける理由を探している?」
「そうだ。お前は、負ける理由をいつでも探しているんだ。だからこそ、お前は負け犬だと言うんだ」
うーむ。なかなか味わい深い会話ですなあ。
この会話、1961年のアメリカ映画「ハスラー(主演:ポール・ニューマン)」の一場面である。(会話の意訳は私がやっているので完璧に正しい翻訳ではありません)
ポール・ニューマン演じる、若き天才ハスラー(ビリヤード・プレイヤー)エディが、年老いたベテラン・ハスラー「ミネソタ・ファッツ」と、賭け試合をするのである。上記の会話は、その立会人である地元のギャングの親分とエディの会話だ。
実は、私は、この映画、はじめて観たのである。ポール・ニューマンは好きな俳優で、出演作品はかなり観ているし、好きな映画も沢山あるのだが(「明日に向かって撃て!」だとか「スティング」だとか「動く標的」だとか「スラップショット」だとかね)、「ハスラー」はタイミングが合わず、いままで観ていなかった(でも、25年後に作られた「ハスラー2」は観ていた^^)。それが、先頃、スカパーで深夜やっていたのである。
で、やっと観ることができましたよ。
いやあ、面白い映画であった。
それ以上に、映画のあちこちに散りばめられたシャレた会話が、楽しかった。
で、上記の会話、これ、ギャンブルや勝負事以外にも、いくらでも応用できそうでな言葉ですな(笑)
「負け犬」も「勝ち犬」も、結局は、ほんのちょっとした違いの差なのである。
そういえば、「負け犬のなんとか」なんていう本も売れているようだが、ここで言う(ハスラーで語られている)「負け犬」とは、言葉の定義とか概念が違うんじゃないのかな? 読んでないからよく分からないけど。
とにかく、負け犬でも勝ち犬でもいいから、自分の人生を自分で作り出そうとしている人は、みんなエライのである、と思う、今日この頃なのであった。
2月14日からはじめるピックアップ・ドリル【お金篇】、とても多くの方に申込んでいただいている。いままでにないペースで、お申し込みを希望される方からのメールが届いている。
言い方は悪いけど、この講座は「勝ち組(犬)」を作るためのもの。言い方は悪いけどね(^^)。
今回、教材を作るにあたって、一番気をつけたのは、「絶対に抽象的で観念的なものにしない」ということである。
つまり、観念的で抽象的な理屈や言い訳を徹底的にはぶき、徹頭徹尾「具体的で実際的」なトレーニングのみをプログラムした、のである。
だから、受講してくださる方に、損はさせない自信があるし、そればかりか、本当に満足していただけるだろう、と思う。それを真面目に毎日実践すれば、必ず、自分の人生の中に、金銭的な豊かさと幸福が訪れるようになるだろう。勝ち組(犬)人生を送れるようになるだろう(^^)。
私は、自信満々なのである(笑)。
by takaichiarata
| 2005-02-08 18:01
| 自己啓発