この1週間、CGIにかかりきりであった。
CGIにかかりきりと言ったって、別に私がCGIのプログラミングをするわけじゃない。
CGIで動くプログラムを、サイトに設置するだけである。
そうそう。現在エイミゴパークの本体(?)が設置されているサーバは、ODNのホームページサービス20MBというヤツで、要は、私が最初に契約したプロバイダのサーバを間借りしているのであるが、ここは、CGIの設置が禁止なのである。
で、3年ほど前、レンタルサーバを借りて、
ついでに独自ドメインも取って(a-migopark.netというのだよ)、CGIでもCIAでもかかってきなさい、と、なったのであるが、宝の持ち腐れというか豚に真珠とでもいうか、全く活用しないまま、月日は百代のなんとかやらで、過ぎ去っていたのであった。
そんなときに現れたのが、怪傑なおなお師匠であった。
なおなお師匠といえば、ここにもたまーにコメントなんかも入れてくれるのであるが、実は、有能で美人でおまけに歌声の大きいそのスジの専門家(そのスジって何のスジだか分からないけど)なのである。
なおなお師匠、私が全く活用していないレンタルサーバ1GBに、掲示板だとか、メールフォームだとか、チャットだとか(ああ、そんなのもあったなあ)のプログラムを設置してくれていた。何しろ、しつこいようだが、そのスジの専門家中の専門家なのである。CGIの設置くらいは、目をつぶって口笛を吹きながらできてしまうのだ(本当に目をつぶったらできそうもないが)。
で、今回、どりかむワークブックなんてものを企画してしまったものだから、パスワード認証システムを急きょ取り入れなければならなくなった。つまり、CGIプログラムを、サーバに設置する必要性がでてきたわけだ。
しかし!
ここで重大な問題が発生してしまったのだ。
それは、なおなお師匠、あまりにも有能すぎて、恐るべき勢いで某有名企業の出世の階段を3段跳びで駆け上がってしまい、その分日常業務管理職的な忙しさに拍車がかかり、とてもとても私がCGIの設置を頼める状況ではなくなってしまったのである。
うーむ。と、私は考えましたね。
よーし。と、私は頷きましたね。
やったるからな。と、私は力みましたね。
で、CGIのプログラムをあっちこっちからダウンロードして、何とか自力で設置しようと目論んだのである。で、プログラムに同梱されている設置マニュアルを読んだわけさ。私は、目が点になりましたね。書いてある意味が分からない。
パーミッション
755、666
ディレクトリ
相対パス
絶対パス
仮想パス
sendmail
perl
アスキーモード…
あのー、…すみません。何を言っているのかさっぱり分からないのですが…。ちゃんと分かる言葉で説明してください…と、設置マニュアルに向かって懇願しながら、それでも、推理と推測とえーいいったれ的蛮勇で、構成図なんか作って、恐る恐るサーバにアップしたところ…、はい、全く動きません。というか、エラー表示しか出てきません。
そんなことを繰り返し繰り返し、何のまぐれか、やっとCGIが動いた時の感動ときたら! はじめて設置を目論んでから、およそ、18時間が経過しておりましたのでございます。ううう…
ところが、これがまた、一番簡単なプログラムのものだったらしく、同時にアクセスすると、動かなくなるのだよ。え、どうしたらいいの?
私は、パソコン専門書店に走りましたね。
で、CGI関連の本を探し、私でも読めそうな(あくまでも読めそう、ね)本を購入し、それを読みながら、あーでもないこーでもない、なんてやっているうちに、あら不思議、CGIプログラムに書いてあることがうっすらと分かってきた(ような気がする)ではないか!
では、ここをこう変えたら、こう動くのか?…と、無謀にも試してみると、おお!私の仮説(というか推測)どおりに動くではないか!
なるほど。さっぱり分からなかったCGIの仕組みも、こうやって実際にいじり倒していくと、少しずつ理解できるようになってくるものであるなあ、と、私は思ったのである。
てなわけで、この1週間(いや、10日ほどか)、ほとんど徹夜でCGIと首っ引きで、私はいま、モーレツに眠いのである。
その成果の一端を、本日トップページで紹介しているが、ひとつは、CGIのゲームで、もうひとつは、一種の画像掲示板である。この2つを、私なりにカスタマイズ(おお、カッコいい)し、設置してみた。
さて、なおなお師匠。もし、ここを見ていたら、本当に正しく設置されているか、一度見てやってください。もちろん、時間のある時で構いません。なにしろ、かなり自己流で設置したものだから、ちょっと不安があったりして。
まあ、みなさん、せっかく設置したCGIプログラムなのだから、一度、遊んでやってください。アクセスは、トップページからできます。